株で大損して退場する人ってどんな人?私は大丈夫?

スポンサーリンク

株の取引を始めると色々不安になる事、ありますよね。

大損してしまうんじゃないか?

株で大損して市場からも退場して取り返しのつかない事になってしまったら…。

でも不安に苛まれて悶々とするより…

退場まで追い込まれる理由は何なのかを確認して、悲惨な目に合わない対処法を知っておきましょう!

株で大損して退場とは何なのか?

そもそも株で大損する、という事自体は残念ながらよくある事。

では「退場」とは何の事を言うのでしょうか。

そう、一般には手持ち資金が尽きてしまって株式市場から撤退せざるを得なくなった状態の事です。

ではなぜそのような状態にまでなってしまうのでしょうか? 次の場合はどうでしょう。

  • バイトして貯めた10万で優待株を買ってみよう。
  • ボーナスで貯めた50万で高利回りの商社株を買ってみよう。

といったような「貯めたお金で現物株を買ってみた」という程度では、買った時よりも株価が下がって「大損した」気持ちになったとしても「退場」すると程の痛手は負いません。

現物株であれば持ち株が評価損の状態であっても、その間に優待や配当を受けながら持ち続けているうちにまた株価が上昇する事も望めます。

現物株で退場するのは「余裕資金でお小遣いを増やそう」というレベルではなく、「大金を投じて一発勝負に出てやろう」として失敗する時など。

  • 退職金2千万を有望株に一気につぎ込む
  • ボーナスを全額つぎ込んで勝負に出る

本来は老後の資金の為に着実に増やしていくべき退職金や大事なボーナスを全額一つの銘柄につぎ込んでしまったりしたら、上手くいけばもちろん大きく資金を増やせますが、そう上手くいく人ばかりではないのが現実。

大金を失って夢破れて損切し、株式市場からひっそりと退場する事になるかもしれません。

…でもここまでのお話は「現物株」での事。

サラ金などで借金して取引をするのでなければ、現物株で取引をしている限り命まで脅かすような退場にはなりにくいでしょう。

退職金をつぎ込んで退場するのはどうかと思いますが、ボーナスなどの余裕資金で取引している限り夢破れて株式市場からこっそり退場しても、また資金を貯めて市場に復帰する事も出来るでしょう。

本当に怖いのは「信用取引」での一発退場です。

株の取引では信用取引に関してこんな格言を聞く事があります。

買いは家まで売りは命まで

「買いは家まで売りは命まで」とは、株で信用取引をする怖さを表す格言ですね。

株で大損して一発退場するのは信用取引している場合が多いでしょう。

株で信用取引をすると、買いでも売りでも自己資金の約3.3倍程度までの取引をする事が出来ますから。

そして株の信用取引は買いよりも売りの方が怖い。

なんででしょうか?

株の信用買いで大損→退場??

買いの場合は買った銘柄が最悪の場合でも倒産して0になるリスクに抑えられます。

例えば自己資金が30万円だった場合。

全力で一つの銘柄Aに信用買いで100万円つぎ込んだとしましょう。

突然Aが倒産して株価が0になった場合の損失はどうなるでしょう。

100万円だったの銘柄が0円になったので損失は100万です。

でも自己資金は30万円でしたよね。

不足分の70万円分を証券会社に追加で払わなくてはなりませんね。

酷い痛手ですが、買いの場合は株価が0以下にはならないので最悪の場合でも自己資金30万円で信用買いした時の損失額は100万円に限定されます。

実際には突然倒産して0円になる事は少なく株価は段々値を下げていくでしょうから、0円になる前に強制ロスカットにあって強制決済されるでしょう。

株価100万円が70万円になるまでに強制ロスカットされてしまえば、なんとか自己資金が無くなるだけで済むかもしれません。

  • 自己資金30万円
  • 全力で買いの信用取引
  • 購入時株価100万円
  • →会社が倒産して株価が0円に!
  • →最悪の場合でも損失額は100万円(自己資金30万円+追加で証券会社に支払う70万円)

株の信用売りで大損→退場?!

では株で信用売りの場合はどうでしょう。

同じく自己資金30万円で株価が100万円の銘柄を全力で信用売りした場合で考えてみます。

株価が下がると思って信用売りをしたのに、株価がどんどん騰がってしまったら…。

すぐに損切すれば良いのですが、株価が高騰してストップ高になってしまったら信用売りの返済買いをしたくても出来ない状況になります。

そして場合によってはストップ高は何日も続くことがあります。

損切したいのに出来ない、ストップ高は何日も続く、そしてどんどん損失額が膨らんでいく…。

株の信用売り(空売り)で怖いのは、株価は青天井なので上限はない事。

信用買いのリスクは株価までに限定されるけど、信用売りのリスクは上限がない。

まさに「買いは家まで売りは命まで(失うかも…)」ですね。

でもストップ高は何日も続く事があっても永遠に続くわけでもないので、先ほどの例で100万円が1,000万円になる頃にやっと返済買いが出来た場合の損失額を試算してみます。

100万円で売って1,000万円で買い戻しているのだから、差額は900万円。

900万円から自己資金の30万円を引いた870万円を追加で証券会社に支払わなければならないでしょう。

この例では、全力で空売りして失敗してしまった為に結局900万円損失が出てしまっています。

自己資金は30万円だったのに、自己資金のなんと30倍もの損失になる計算。

  • 自己資金30万円
  • 全力で売りの信用取引
  • 空売り時の株価100万円
  • →突然材料が出て連日のストップ高に!株価が1,000万円になる頃にやっと決済買い。
  • →損失額は900万円(自己資金30万円+追加で証券会社に支払う870万円)

もしこの10倍や100倍の自己資金をつぎ込んで同じように取引をし、その自己資金の30倍の損失を出していたらと思うとゾッとします。

これでは株で大損して一発退場もやむなし…?

これは極端な例だと思うかもしれませんが、このような失敗をして市場から退場する人は実際にいます。

株の「踏み上げ」って何?

信用売りは損失が青天井だから、空売りした株の銘柄が高騰を始めたら一刻も早く返済買いをして損失を限定しないとどこまで損失が拡大するかわからない。

だから信用売り残がたくさん入っている銘柄は、何か材料があった時に株価が高騰し始めると空売りしている人達が慌てて損失覚悟で返済買いをし始める事で株価がどんどん騰がる事があります。

これを株価の「踏み上げ」と言います。

買ってる銘柄で踏み上げが始めると株価が急激に騰がるから嬉しいですが、空売りしている場合は全力で逃げたいですね…。

株で大損するのも退場するのも信用取引絡みが多いと思いますが、上手く利用すれば信用取引は資産を大きく増やせる事も確か。

リスクを回避する為にもこの際信用取引の基本を押さえておくと良いかもしれないです。

株で大損して退場は避けたい!だから信用取引の基本を押さえたい

上記では株の信用取引で失敗する例をあげて大損する時の試算をしてみました。

さらに、リスクを少しでも減らせるようにここでしっかり重要な部分の基本を押さえておきましょう。

株で大損する前に知っておきたい信用取引の4つのポイント

1.自己資金以上の取引(レバレッジ取引)ができる

株の「信用取引」は証券会社からお金を借りて株を買ったり(信用買い)、株を借りてそれを売ったり(信用売り)する取引の事です。

自己資金に対して最大3.3倍の取引が出来ます。

レバレッジを効かせて自己資金より多くの取引が可能ですが、このレバレッジ比率は証券会社によっては3.3倍よりも低く設定されている場合もあります。

自己資金の3.3倍の取引が出来るという事は、株のリスクもリターンも3.3倍という事。

  • 例:自己資金30万円
  • 株の信用全力買いで100万円分(レバレッジ約3.3倍時)
  • →30%株価が上昇!:30万円の利益!資金は2倍に(^o^)
  • →30%株価が下落!:30万円の損失…資金は0に( ノД`)

2.信用売り(空売り)で下げ相場もチャンスにできる

信用売りとは、株を借りて売ってしまう取引のこと。

持っていない株を売るので「空売り」と呼ばれるのです。

空売りではどこかの時点で株を買い戻し、その株を返済することで取引が完了します。

借りた株を返済するために買う事を「返済買い」または「買い戻し」と言います。

1,000円で空売りしたA株を300円で買い戻しできれば700円程度の利益が出ますね。

「安く買って高く売る」と順序は逆で「高く売っておいてから安く買い戻す」のです。

空売りが出来るようになると、下げ相場でも利益をあげる事が出来ます。

3.日計り取引が無制限にできる

同一銘柄を同じ日に売買することを「日計り取引」と言い、現物取引では1日でできる日計り取引の回数が制限されます。

たとえば自己資金30万円で現物取引をする場合で見てみましょう。

  1. 30万円の現物株を買って、その日のうちにそれを売却する。
  2. 保有している30万円の株を売って、その日のうちにその株を買い戻す。

上記の2つはその日のうちに出来ます。

でも、1.の場合、売却代金でその日のうちにもう一度同じ株を買う取引は出来ません。

そして2.の場合その株をその日のうちにまた売却するという取引は出来ません。

(例えばSBI証券でそのような取引をしようとすると画面上にウォーニングが出ます。)

別の銘柄を買ったり売ったりする「ループ取引」はその日中に何度でも可能です。

が、同じ銘柄については1日のうちに「買い→売り」または「売り→買い」の1回転までしか出来ない事になっています。

上記の例の場合、資金が倍の60万円あるなら同一銘柄で30万円の売買は2回転まで出来ますが、それ以上はできません。

でも信用取引ならばこうした回転売買の制限がないので同一銘柄でその日のうちに何度でも取引可能です。

デイトレードに向いてますね。

4.つなぎ買い、つなぎ売りが出来る

  1. 今はお金が足りないけど数日後には入金がある。でも今の株価でその株を買いたい!
  2. あと数日で株券が口座に振り込まれる。でも今の株価でその株を売りたい!

給料日前などにありそうな1.のケースでは、信用取引で株を買っておいてお金が出来たところでお金を支払ってその株を現物取引として引き取る事が出来ます。

これを株の「現引き」と言います。

反対に2.のケースでは信用取引で株を売っておき、株券が口座に振り込まれた段階で株券を引き渡すことが出来ます。

これを株の「現渡し」と言います。

公募増資・売り出し、立ち合い分外売りなどで株を購入予定の場合に使われます。

また、2.のつなぎ売りでは株主優待に絡んで利用する方法もあります。

株主優待がつく銘柄では優待権利日までに株価が騰がり、権利落ち日に株価がガクッと下がる事がよくあります。

なので権利日前の高値で空売りしておいて権利落ち日に値段が下がったところで買い戻すという手法です。(ただし高金利の”逆日歩”が課される事があるので注意が必要。)

***

以上が株の信用取引の4つの押さえておきたいポイントでした。

株で大損しないためにもっと詳しく知りたい!

という方の為に次回は「なぜ株で大損するの?損するしくみを知りたい」で信用取引についてもう少し見ていこうと思いますので、お楽しみにして頂けたら幸いです(´▽`;)

まとめ

で大損して退場してしまった芸能人に芸人の「かつみさゆり」のかつみさんがインパクトありますね。

結婚前に株の信用取引で大損して何億もの借金を抱えて数十年たってもまだ返済中なんだそう。

前向きに借金返済を続ける姿は素晴らしいと思いますが、そもそも株で退場するほど危険な勝負に出ないで、勝算の見込める株取引をしたいもの。

退場まで追い込まれる理由は、資金管理を無視した無茶な信用取引をしてしまうという事が多い。

株で大損して退場なんて、絶対したくありません。

対処法は、取引の怖さ(リスク)を知ってたった一つの取引だけで資金を飛ばしてしまわないように資金管理をする事。

退場とまで行かなくても「株で大損」…とまでなら結構してしまっている人、多そうです。

大損しても、市場から退場しない限りチャンスはある!

きちんと株や株の信用取引に関しても学んで資金管理をきっちり行い、勝算のある取引をする事。

そして、株で夢を掴みたいですね(*´▽`*)

こちらの記事もどうぞ。⇒株で資金50万を100万に増やしたい!

参考文献:Financial Academy 株式投資の学校テキスト

スポンサーリンク
ビットコイン

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする