チャートの平均線の見方で株の反発と売買ポイントがわかる?!

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のチャートの見方も、ローソク足、移動平均線、出来高、と3点セットで見れば株のトレンドが丸わかり。

この中で移動平均線は、その傾きと複数の線の組み合わせを見て短期から長期まで知りたい範囲のトレンドもわかるし、どこで売買するのがお得かのポイントまでわかる優れもの。

ではその基本の見方と簡単にわかる使い方をご紹介します!

株の移動平均線の基本とチャート上の見方は?

移動平均線とは株価の方向性(トレンド)を示す株価チャート上の補助線です。

キャノンの過去2年間の株価チャートで見てみましょう。

チャートで見ると移動平均線はローソク足と関連性を持っているのがよくわかりますね。

赤い平均線が75日移動平均線、紫が25日移動平均線、この図では少し見づらいですが、緑の5日移動平均線も表示されています。

こういった移動平均線はどのように算出されるんでしょうか。

たとえば5日移動平均とはその日を含めて過去5日間の終値の平均値のことで、これを繋げた線が5日移動平均線となります。

なので計算方法は5日移動平均線であればこのようになります。

  • 5日移動平均線=過去5日間の終値の合計÷5

株価は日々変動しますが、移動平均線をみればその期間の大まかな株価の方向性(トレンド)がわかります。

株価は短期的な上下よりもトレンドの方が大事と言われているので、売買チャンスの判断にこんな感じで利用できます。

  • 大まかなトレンドが上”向きでその中での一時的な下落なら”買い”(押し目買い)
  • 大まかなトレンドが下向きでその中の一時的な上昇なら”売り”(戻り売り)

そして移動平均線では様々な期間のトレンドを見ることが可能!

よく使われる主な移動平均線と、それを使うのに適したトレンド期間は下記になります。

  • 5日移動平均線…数日~十数日と短期的なトレンド
  • 25日移動平均線…数週間程度のトレンド
  • 13週移動平均線…数か月程度のトレンド
  • 26週移動平均線…数か月程度のトレンド
  • 52週移動平均線…1~3年程度のトレンド
  • 120か月移動平均線…10年以上の長期トレンド

自分の投資スタイルにあった移動平均線をチャート上に表示させて活用してみましょう!

株のゴールデンクロスとデッドクロスの見方って?

チャート上の買いサイン:ゴールデンクロスの見方

ゴールデンクロスとデッドクロスは移動平均線を使った有名なチャート上の売買サインですね!

具体的にはゴールデンクロスは短期が長期の移動平均線を下から上へ追い抜くポイントのことを指します。

よく知られた「買い」の重要なサインです。

これは上のチャートと同じくキャノンの2016年8月~2017年9月の期間を拡大したチャートです。

図の真ん中あたりの黄色い蛍光ペンで囲ったあたりにゴールデンクロスが出現していますね。

25日移動平均線が75日移動平均線を追い抜いてます。

ゴールデンクロスは上昇トレンドへの転換を示すサインとして多くの投資家が注目しています。

この図でのもう一つの注目ポイントは左側に小さく蛍光ペンで囲った部分にもあります。

株価が25日移動平均線を突破して下から上へと抜けています。

これも上昇を示唆するチャート上の形です。

よく見るとここでも短期の5日移動平均線が25日移動平均線を追い抜いているゴールデンクロスが発生していますね。

チャート上の売りサイン:デッドクロスの見方

デッドクロスは短期が長期の移動平均線を上から下に抜くポイントの事です。

高値にあった株価の上昇力が弱まってきて、高値から下落トレンド入りする「売り」サインとされています。

この図は同じくキャノンの2015年9月から2016年10月頃までのチャートです。

左側の黄色い蛍光ペンで大きく囲った部分にデッドクロスが表れています。

下落トレンド入りを示唆するデッドクロスの出現後、綺麗に下落トレンド入りしてますね…。

この図でのもう一つの注目ポイントは、真ん中と右側にある小さく黄色の蛍光ペンで囲ってある部分です。

株価が上昇しようとしても紫色の25日移動平均線に跳ね返されて上抜けずにいます。

そして移動平均線に跳ね返された株価はさらに下落トレンドが続いています。

移動平均線に跳ね返される事無く上抜くと、そこがトレンドが変換するポイントになることもあります。

「移動平均線を節目として反転しやすいが、そこを突破すると加速する」んです。

このチャートの続きが前述のゴールデンクロスのチャートになるのですが、株価が25日移動平均線を突破して上抜いてから上昇トレンド入りしていましたね。

ゴールデンクロスとデッドクロスは日足チャートを使う

チャート上の移動平均線はお好みで色々な期間のものを利用できますが、ゴールデンクロスとデッドクロスを見るときは月足や週足ではなく日足の平均線を見るのがお勧めです。

日足は5日、25日、75日の移動平均線が一般的で、上にあげたキャノンの例でもその3本の動きを見ています。

サインを見てすぐ判断したいのに、週足、月足で見てからではもう出遅れていてズレも出てきてしまうので日足を見てタイムリーに判断するという事ですね。

チャート上の平均線の売買サインってどのくらい信頼出来るの?

複数の平均線を見て判断

移動平均線は線の向きでトレンドを判断するのが基本。

また株価が平均線を割り込んだり突破したりした場合、トレンド転換の兆しとして見ます。

そして移動平均線は期間の異なる2種類以上の線をチャートに表示するのが普通です。

期間が短かればトレンド転換は早く捉えられるけれども信頼性は低くなり、期間が長ければ信頼性は高まるものの転換を捉えるのが遅くなって出遅れた!なんて事にもなりかねない。

そこで2つ以上の平均線を組み合わせて総合的に判断していくのが実践的。

まず移動平均線を見るコツは下記2点という事を押さえておきましょう。

  • 線の向き(上向きor下向き)
  • 線に対する株価の位置

チャート上で移動平均線よりも上にローソク足の終値があれば、最近株を買った多くの人は、今儲かっている状態、と言えるんですね。

終値ベースで見た時の過去に買った時の価格の平均値が移動平均線になっているんだから…それよりも上に株価があるんなら、皆が儲かっていて嬉しい状態という事です。

これを踏まえて、2つ以上の平均線を使用して信頼度の高さを見てみましょう。

1つの線で①線の向き、②線に対する株価の位置、という2つのポイントをサインとしてみます。

線が上向きなら上昇、線に対する株価の位置が上に来ているなら上昇トレンドのサインです。

下降トレンドはその逆です。

2つ目の線でも③線の向き、④線に対する株価の位置、を見ます。

そして上記①~④の4つですべてが上昇サインなら上昇トレンドは強く信頼性も高く、サイン一つならトレンドは弱く信頼性も低くなります。

例えば5日移動平均線は上向きだけど25日移動平均線は下向きのまま、だとまだ強い上昇のサインとは言えない状態。

5日、25日の移動平均線が両方とも上向きで株価の位置も5日、25日の両方の移動平均線より上の位置にある、という場合は4つのすべてが上昇サインなので信頼性は高くなります。

チャートの動きの裏にはファンダメンタルの動きがある

チャート上の平均線の動きを見てトレンドを把握できますが、その動きをする裏にはその銘柄の動きを左右するファンダメンタルの動きがあったりします。

前述したキャノンはデッドクロスの後に下降トレンドが続き、底打ちして反発してゴールデンクロスが発生、その後に上昇トレンドが続いていました。

2015年末あたりのデッドクロス出現の裏には、2015年10月末に発表されたキャノンの業績下降修正発表が影響しているでしょう。

その後低迷が続き、2017年4月末ころに業績が上向きはじめて下降トレンドが和らぎ、その後の決算でも業績の上方修正の発表も続いた事から上昇トレンドが出来てきました。

このように見方を変えて移動平均線の動きの背景にあるその企業のファンダメンタルの動きも合わせて考えると、より信頼性も高まるかと思います。

まとめ・チャートの平均線の見方を知って株売買の参考に

株のチャート上の移動平均線とローソク足との位置関係を見れば、こんな事がわかってとっても助かりますね。

  • 上昇トレンドの買いたい銘柄があったのに買い逃してしまった後の買いチャンスポイント
  • 下降トレンドに入ってしまった時の売りチャンスポイント

いずれも株価が移動平均線に近づいた時が売買のチャンスとされています。

移動平均線付近では株価が反発する事が多いからです。

具体的な見方はこうなります。

  • 移動平均線が上向きで株価が移動平均線の上に位置する上昇トレンドでは、株価が移動平均線近辺まで下がってきたところが買いポイント
  • 移動平均線が下向きで株価が移動平均線の下にもぐっている下降トレンドでは、株価が移動平均線まで戻してきたところが売りポイント

とはいえ株の銘柄を保有し続けるか手放してしまうかは個人の資金状況にもよるし、相場環境によってホントにお得かどうかは常に変動するもの。

それでも迷った時の売買ポイントの目安としては十分使えますよね!

今後の参考にして頂けたら幸いです。

こちらの記事もどうぞ。⇒株のチャートでローソク足の見方を知れば株の近未来予想が出来る?!

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